五行歌について
<「五行歌の会」公式ホームページから引用>
五行歌とは、日本のこれまでの詩型から、新しく考えられた自由で、書きやすく、
また完成しやすい短い詩の形です。
日本人、和歌(五七五七七)ができるまえは、自由に短い詩を書いていました。
それらを古代歌謡といいます。
というように、字数、音数にはまったくこだわらず、自分の呼吸に合わせて、
いきいきとした詩歌をつくっていました。
それが、和歌になったのは、630年頃、先進文化国だった中国の整った漢詩を見たときでした。
このために、日本人はみんなが1400年にもわたって、嬉しいときも、悲しいときも、
楽しい時も、怒った時も、オルゴールのように一つのメロディを奏でてきました。
自由に書いたら、どうだろう。こう考えて、呼吸の切れ目がよくわかるように、
五行に分けて書くようにしたのが、五行歌です。
五行に書くというほかに、とくに制約はありません。
これを考え出したのは、いまの五行歌の会の主宰者の草壁焔太(くさかべえんた)で、
昭和32年、まだ19歳の時でした。最初の歌は、(下記参照)といったものでした。
その後、草壁はこの詩歌を人にも書いてほしいと思うようになり、
1994(平成6年)4月から、五行歌の会(五行歌の会の項、参照)を 作りました。
五行歌は、音数も自由です。長くても、短くてもかまいません。
ただ、詩歌の感じになっていればよいということになっています。
五行という制約は、古代の歌謡が45%は、五つの句で成っていることからです。
また、五行詩ではなく、五行歌というのは、「詩(し)」という言葉が、もともと中国語で、
それを日本の言葉では、うたと言ってきたからです。
日本の歌は、漢詩でも西洋詩でもないという心構えからです。
五行歌は、いま生きている言葉、日常、私たちが使っている言葉を使うのが普通です。
それを、いま生きている人の、それぞれの呼吸ままにうたうと、
自然な、その人らしい生きたうたになります。
この五行歌は、誰にもよいものが書けることが、大勢の歌人が生れるとともにわかってきました。
下は3歳から上は96歳までの人々が、素晴らしい歌を書いています。
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